定時になっても誰も帰る気配を見せず、みんな当たり前のように残業をする雰囲気がおかしいと感じてはいませんか?
実際その通り。残業が当たり前な会社はおかしいです。
毎日残業によって、人生を無駄にしているんじゃないかと感じてしまうのも無理はありません。
それだけの時間があれば趣味や副業など色々なことができるのに、これでは時間をドブに捨ててしまっているの同じです。
筆者が勤めていた食品工場は残業がとても発生しやすい環境でした。食品工場に勤める以上、残業は切り離せない問題といえるでしょう。
今回の記事では残業が当たり前な環境がおかしいと思っているあなたに
- 残業が当たり前なのはおかしい理由
- 残業が当たり前なことによる人生へのデメリット
- 残業が当たり前な環境の変え方
について解説していきます。
この記事を読めば残業が当たり前なことが異常であると分かり、脱出のために何をすべきかが分かりますよ。
結論としてはその会社で残業が無くなることはないので、残業を無くしたければ転職をしてしまうのが一番簡単です。
マルピギア

- 食品工場に13年勤務
- 仕事が苦手なため怒られまくり
- 退職して、残業のない会社へ転職
- 副業ブログで稼げるように努力中
\食品工場のリアルな仕事情報を知りたい方必見/
残業が当たり前なのはおかしいです

まず大前提として、残業が当たり前になっている会社はおかしいです。
なぜなら残業が発生するということは、そもそものスケジュール管理が間違っているから。
残業というのはそもそも「やむ負えない場合に残って作業する」ものです。
急いで処理しなければ大きな被害が発生してしまう、という場合ですね。
このような場合は多少の残業があっても仕方ないといえます。
しかし、たまに残業が発生するならまだわかりますが、中には残業することが前提となっているスケジュールを組んでいる場合もあります。

ちなみに私がいた食品工場のことです。
コンビニを利用されるかたならご存じでしょうが、いつ行ってもたくさんの商品が並べられています。
この状態を維持するためには、工場からの商品の出荷が間に合わないというのは一番やってはいけないことです。
しかし作らなければならない商品の数は、工場のキャパシティにを越えていることがほとんどです。
その結果、毎日の残業をしてでも出荷を間に合わせなければならない状況が発生してしまいます。
数を絞ってくれればいいのですが、本部の人間にとっては売り上げが第一です。
利益が出れば現場で働いている人間のことなど、どうでもいいのです。
もちろん利益が還元されることはほぼありません。
残業が1日2時間あったと仮定すると、4日で8時間。
週5日勤務の場合、実に1日分以上は余計に働いてしまっていることになるんです。
これはどう考えても普通ではありません。毎日そんな緊急事態になるわけがありません。
もう一度言います。残業は本来発生しないのが普通です。
残業が当たり前なことによる人生へのデメリット


残業が当たり前な会社に勤めていると、人生に大きなデメリットが発生してしまいます。
- 自分の時間が大幅に減る
- 疲れが取れない
- サービス残業だとお金ももらえない
いずれも安心できる人生を送るためには、避けたいものばかりです。
自分のための時間が無くなる
まずデメリットの1つ目は「自分の時間が無くなること」です。
毎日残業続きだと、その分単純に自分が自由にできる時間が減ってしまいます。
酷いときには帰って風呂に入ってご飯食べたらもう寝る時間、なんてこともあるのではないでしょうか?



毎日3時間近く残業していたパートのおばさんも、
「帰ったらあっという間に寝る時間だ」とぼやいていました。
もし残業が無ければこの多くの時間を趣味や副業に使えるようになるので、とてももったいないことです。
疲れが取れない
次のデメリットは「疲労が取れなくなってしまう」ことです。
毎日残業が続けば、当然それだけ疲労は蓄積していきます。
さらに恐ろしいのはこの状態だと疲れから他のことをやる気力も失ってしまうことです。
平日は食事や風呂といった必要最低限のことで精いっぱい。休日は疲れを取るためにずっとごろごろしっぱなし。



今日こそは作業をしようと思っていたけど、気づいたら夕方までダラダラして何もできなかった・・・。
なんてことは、あるあるな経験ではないでしょうか?
残業続きの生活は肉体的にも精神的にも体を蝕んでいきます。
サービス残業
もしこういった残業がサービス残業であった場合は最悪です。
自分の時間を削り、健康を削りながら働いたのにも関わらず正当な対価が出されていないのは、もはやおかしいを通り越して違法になっています。
このような状態では間違いなく鬱な状態になってしまうでしょう。
ではこの状況から脱出するために何をすればいいのか?
会社の体質が変わるのを待つことは現実的ではありませんが、すぐに変えられるものがあります。
それは「自分自身」です。
行動を起こして自分の環境を変えるほうが、よっぽど現実的な解決方法といえます。


残業が当たり前の会社はおかしいと気づいたらやるべきこと


毎日の残業が当たり前になっているならば、やるべきことは以下の通り。
- 強い意志を持って帰る
- 仕事の優先順位をつける
- 転職活動を始める
1つずつ見ていきましょう。
強い意志を持って帰る
まずやるべきことは、強い意志を持って帰るのを始めることです
なぜなら強い意志を持たないと、周りに流されてしまうから。
自分の仕事は既に終わったけれど、周りが帰らないから自分も帰りづらい・・・。
こんな経験をしていませんか?
その気持ちはよくわかります。筆者も同じような状況を何度も経験しました。



用もないのに適当にパソコンいじったりして、時間を潰したりしてました。
しかしこんな時間は人生の無駄以上の何物でもありません。
周囲の目なんて気にせず、空気を読まずにさっさと帰りましょう。
その時間で副業なり勉強をした方が長い人生を考えた時、間違いなく有意義な時間の使い方になりますよ。
仕事の優先順位をつける
次にやることは、仕事の優先順位をつけることです。
優先順位をつけずあれもこれもとこなしていくと、いつまで経っても仕事を終わらせることができなくなります。
優先度の高くない明日に回せる仕事は明日やりましょう。
また、自分がやらなくてもよさそうな仕事は勇気をもって断ることも大事になってきます。
何でもかんでも引き受けていくと、「断らない人」認識されてどんどん仕事が増えていきます。
優先度の高い仕事のみに集中し、残業のないよう時間内に終わらせることを心掛けます。
転職活動を始める
残業が当たり前の生活から脱出する最も簡単な行動、それは転職活動を始めることです。
よく「周りの目を気にせず帰ろう!」といったアドバイスも見かけますが、それが出来たら苦労はないですよね。
自分の置かれた環境を変えれば、それだけで事態を解決することが可能になります。



私も食品工場を辞めて転職。
今の会社では残業はほぼゼロです。
「でも転職って面倒だし、なかなかやる気が起きない・・・」
なんてもっともらしい理由をつけて先延ばしにしていると、あっというまに5年10経って転職が不利になっていきますよ。
とはいえ、不安な気持ちもわかります。
そんなときに有効なのは小さく始めてみること。具体的には転職活動だけを始めてみるのがオススメです。
転職するのはリスクもありますが、転職活動をするだけならノーリスクです。
転職サイトであるリクナビNEXTやミイダスに登録するだけなら3分もあれば可能ですし、仮にオファーが来ても気に入らなければ無視すればいいだけ。あなたには何のデメリットもありません。
このおかしい現状から逃げきるため、1歩でもいいので前に進むための行動をしてみてください。
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まとめ:残業が当たり前なのはおかしいので早く逃げるべき


というわけでまとめです。
- 残業が当たり前なのはおかしくて当然
- 「人手不足」「スケジュール」「習慣」が理由で、残業が当たり前になる
- 残業のデメリットは「自分の時間が減る」「疲れが取れない」「サービス残業」
- 残業が当たり前なのがおかしいことに気づいたら、ノーリスクの転職活動を始めよう!
残業が当たり前なのはどう考えても異常です。



もしあなたがそんな状況にいるなら、勇気を出して一歩踏み出してください。
そうすればこのおかしい状況から抜け出して自分の時間を取り戻すことができるようになりますよ。

