【食品ロスの闇】なぜコンビニ食品工場は廃棄する恵方巻を作るのか?

「毎年恵方巻の大量廃棄が問題になるけど、なんでいつも捨てると分かってるのに恵方巻を作るんだろう?」と疑問を持ってはいませんか?

食べられるのに捨てられる恵方巻を見るのは、とてももったいないですよね。

実はその裏には外からではわからない、作る量を減らせない闇の理由があるんです。

マルピギア

筆者は食品工場に長年勤め、その理由を知ってちょっと引きました・・・。

今回の記事では捨てられると分かっていて、なぜ恵方巻を作るのかその理由を解説します。

結論としては「作れば作るほどコンビニ本部が儲かるから」です。

書いた人

マルピギア

  • 食品工場に13年勤務
  • 仕事が苦手なため怒られまくり
  • 退職して、残業のない会社へ転職
  • 副業ブログで稼げるように努力中
目次

恵方巻は作って捨てたほうが儲かる

出世

なぜコンビニは恵方巻を大量に作って捨てるのか。その理由はそれが一番儲かる仕組みだからです。

その説明のために、まずコンビニ経営の仕組みを簡単にですが説明します。

日本のコンビニはそのほとんどが「フランチャイズ(以下FC)」という仕組みで運営されています。

コンビニ全体の98%はこの形式です。

FCとはコンビニオーナーとして独立したい人が、まずFC本部からサービスや商品を使う権利をもらいます。

その対価として売り上げの一部をロイヤリティとして本部に支払う、という仕組みになっています。

ただの会社員がいきなり独立しても

  • ビジネスのノウハウが分からない
  • 集客にも時間がかかる

という問題がありますが、FCはそれを簡単に解決できる仕組みなんですね。

FCでコンビニのオーナーとなれば

  • 既に成功しているノウハウをすぐに身に着けられる→勉強のために時間を取らなくて良い
  • コンビニのブランド力を使える→早期に収益を出せるので経営を安定させられる

と一見いいことづくめに見えるのです。

しかしどんなものにもデメリットがあります。

FC契約を結べば本部とオーナーとの間で力関係が発生し、契約を打ち切られることを恐れたオーナーは本部に逆らえなくなるのです。

この力関係が恵方巻の大量廃棄に大きく影響してきます。

恵方巻きが大量廃棄される原因は「本部からのノルマ」

ライン

本部は売り上げを大きくすることが目的ですから、オーナーに対し恵方巻のノルマを課します。

マルピギア

恵方巻は最低でも○○個を発注してください!
という感じですね。

オーナー側としては例年のデータなどを考えて適正な量を仕入れたいわけですが、本部からはそれを上回るノルマが来ます。

到底捌き切れないような数であったとしても、逆らうことが出来ないので受け入れるしかなく、言われた通りの数を仕入れざるを得ません。

これが廃棄されると分かっているにもかかわらず、恵方巻が大量に作られる理由です。

廃棄の費用はほぼオーナー負担

上司

さらにいうと廃棄の際にかかる費用はほとんどがオーナー側の負担になります。

本部としては廃棄ロスの費用が掛からず、恵方巻が作られれば作られるだけ利益が増えるので、ノルマを多くするわけです。

当然オーナー側からすれば、恵方巻が売れ残れば大量に仕入れるほど赤字になります。

そこで問題になったのがアルバイトへの強制買取問題

バイトに売れ残りを買わせて、少しでも赤字を少なくしようとしたんですね。

このような行為は違法となる場合もありますので、供与されたらそのバイトは辞めておくべきです。

恵方巻の廃棄には税金も使われている

弁当

こういった恵方巻の大量廃棄問題。

まぁ別に自分とは直接関係ないし。

と思ってはいませんか?

実はコンビニの食品廃棄の費用には、一部税金が使われています。

食品メーカーから出された廃棄は「産業廃棄物」扱いとなり、メーカーが費用を負担します。

しかしコンビニから出た廃棄は「一般廃棄物」扱いとなり、その廃棄には私たちの税金が使われるのです。

一説によると、恵方巻の廃棄にかかる費用は全国で10億円以上かかるとのこと。

恵方巻が廃棄されると、まわりまわって私たちの税金が無駄遣いされることを覚えておきましょう。

まとめ:廃棄する恵方巻をなぜ作るのか?

まとめ

というわけでまとめです。

  • 恵方巻を大量に作り理由は「本部が儲かるから」
  • 本部からのノルマにより、オーナーは大量の恵方巻を発注せざる負えない
  • 恵方巻きの廃棄には、私たちの税金も使われている。

恵方巻が大量に廃棄されることは、ただ「もったいない」というだけでなく、私たちの生活にも影響しています。

昨今はSDGsの順守も叫ばれており、ますます食品ロスに対する目は厳しいものになっていくでしょう。

私たちも食品ロスについて、もっと考えていかなければならないですね。

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この記事を書いた人

働かないで生きる術を模索するアダルトチルドレン。

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