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    【黒歴史】なぜ釧路市は20㎞も離れた飛び地になっているのか?

    なんで釧路市って2つに別れてるの?
    過去に一体何があったんだろうか?

    この記事では上記の疑問を解決します


    まずはこちらの画像をご覧ください

    赤い部分が釧路市です

    この地図を見て誰もが気になることがあるでしょう

    なぜ2つに別れた飛び地になっているのか、と

    実はここには釧路市にとってあまり触れられたくない、黒歴史な理由が隠されているのです

    この記事ではなぜ釧路市が飛び地になったのか、その歴史を解説していきます

    最後まで読めばその理由がスッキリわかりますよ

    簡易まとめ
    • 釧路市は主要産業の低目により困窮していた
    • 平成の大合併により、周辺地域と合併をしようとした
    • しかし釧路町、鶴居村、白糠町が離脱。飛び地となった
    目次

    釧路市が飛び地になったそもそもの原因は 主要産業の低迷

    釧路市が飛び地になった原因を探ると、主要産業が低迷したことに行き着きます

    なぜそれが飛び地に繋がるのかを紐解いていきましょう

    釧路は「釧路市」と「釧路町」という同じ名前の違う街が隣り合っています

    なぜこんなややこしいことになっているのかは、釧路市と釧路町は仲が悪い?その原因を解説/なぜ同じ名前の別の街が誕生したのかをご覧ください

    簡単に言うと釧路市側が釧路町側の地域を切り捨てたため、別れることになったのです

    釧路町側は経済的に不安定になり、再び1つの町に戻らないかと合併話を持ち掛けます

    釧路町

    また合併して1つの町に戻りませんか?

    釧路市

    やだよ!
    お前の所と合併する気はないよ!

    しかし釧路市側から返答は「NO」

    合併が実現することはありませんでした

    なぜ釧路市は合併を拒否したのか?

    当時の釧路市は石炭や漁業といった産業も好調で、人口も増加中の絶好調時代でした

    この先も発展が続き、輝かしい未来が待っていると思っていたのです

    そのためわざわざお金のない釧路町と合併する必要が無く、その提案を却下しました

    しかしそれから十数年後、転機が訪れます

    衰退していく釧路市の主要産業

    石炭業や漁業で発展した釧路市ですが、1980年代になるとこれらの産業が衰退を見せ始めます

    その結果、釧路市は人口が流出していき税収も減っていきました

    一方釧路町は逆に大きく発展を遂げていきました

    釧路町は釧路市よりも住民税が安かったため、人口が増加

    空き地も多かったため、住宅地や大型商業施設も建てやすく、活気を帯びていくことになります

    そんな状況に焦りを感じずにはいられない者がいました そう、釧路市です

    釧路市

    やべえよ・・・
    仕事がないから人口の流出が止まらないし
    大通りもシャッターだらけになってきた・・・

    このように衰退に危機感を感じ始めた釧路市

    なんとかしたいと思っていた時、政府からある方針が打ち出されます

    それは全国の市町村合併の推進でした

    合併をもくろむ釧路市 しかし・・・

    1999年より政府主導で市町村合併が推進されました

    俗にいう「平成の大合併」です

    合併した市町村は、国からの財政優遇も行われたこの政策

    これにより全国で3232あった市町村は、期限である2010年までに、およそ半分の1727にまで減ることとなります

    もちろん釧路市もこの流れを見逃すはずがありません

    マルピギア

    釧路町を合併すれば釧路市の財政も潤うぞ!

    こうして釧路市は釧路町を始め、近隣の白糠町・鶴居村・阿寒町・音別町で合併協議会を設置

    しかしこの合併はスタートからつまづきます

    釧路町

    はあ?ふざけてんの?
    今更すり寄ってくるとか何様のつもり?
    生憎だけど、うちはもうひとりでやってけるの
    合併するメリットが無いの!

    過去の行動の報いからか、釧路町からの返答はよいものではありませんでした

    ここで釧路市は合併に向けてとんでもない行動に出てしまいます

    合併のために一線を越える釧路市長

    なんと当時の釧路市長が合併のために法律を犯し、逮捕されてしまうという事件が起きました

    市長は釧路町で近々町長選があることに着目

    釧路市役所職員のうち、釧路町在住者に対し合併推進派候補への投票や取りまとめを指示したのです

    もちろんこれは公職選挙法違反、立派な犯罪です

    このような悪事が通るわけもなく、犯罪が明るみに出た市長は逮捕

    候補も落選という結果になりました

    釧路町

    法律まで犯すなんて信じられない!
    もうこんな協議会いる価値もない!
    さようなら

    釧路町は合併協議会から離脱 会は解散となったのです

    残りの地域との合併を目指す釧路市だったが 失敗して飛び地に

    釧路町が合併協議会から抜けてしまった釧路市でしたが、残りの5地域との合併を目指して動きます

    しかしここでも問題が発生しました

    協議会の地域の1つ、鶴居村が合併の不参加を発表したのです

    住民アンケートの結果、反対がおよそ6割になり合併不参加となりました

    さらに問題は終わりません

    白糠町も住民投票の結果反対が過半数を超えたため、合併不参加となりました

    最終的にこの合併は釧路市・音別町・阿寒町の3地域での合併に着地

    白糠町は釧路市と音別の間に位置していたため、飛び地となったのです。

    これが釧路に飛び地が出来たことの顛末となります

    まとめ:釧路が飛び地になったのは過去の行いが災いした

    というわけでまとめです

    まとめ
    • かつて釧路市は釧路町を切り捨てたため、因縁があった
    • その後釧路市は主要産業の低迷により困窮していた
    • 平成の大合併により、周辺地域と合併をしようとしたが、過去の行いにより失敗
    • 釧路町、鶴居村、白糠町が離脱。飛び地となった

    釧路市が飛び地になってしまったのは、過去に行った他地域への不義理

    そして主要産業の低迷が原因でした

    かつて釧路市は道内4位の人口を誇る、道東最大の都市でしたが

    この低迷により衰退し、今では6位にまで転落してしまいます

    もし過去に他地域と手を取り合っていたら、今のような状況は起きなかったかもしれませんが後の祭りです

    釧路の主要産業の衰退についての詳しい解説は別記事にてどうぞ

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