- 食品工場ではおばちゃん達とうまく付き合うのが必要不可欠
- 良い関係を築けていないと、様々なデメリットが発生する
- 癖の強いおばちゃん達と付き合っていくのが無理そうなら、転職を考えておいたほうが良い
「食品工場で働き始めたら、おばちゃん達のクセがすごすぎてもうイヤ!」
こんな風に人間関係でつかれてはいないでしょうか?
何十人ものおばちゃんを取りまとめなければならないのは、かなりの重労働ですよね。
しかし食品工場に勤める以上、おばちゃん達を上手く扱うことは必要不可欠です。
そしておばちゃん達からの信頼を得られなければ、給料が上がることはありません。
今回の記事では食品工場でおばちゃんたちの扱いに四苦八苦しているあなたに、
- 良好な関係を築くべき理由
- 癖のすごい人が多い理由
- 関係の築き方
を解説します。
この記事を読んで、これからおばちゃんたちを管理する仕事を続けられそうかどうかの参考にしてみてください。
もし「自分には無理そうだ」と感じたなら、そういった管理をしなくて良い仕事を探すことをおススメします。
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マルピギア

- 食品工場に13年勤務
- 仕事が苦手なため怒られまくり
- 退職して、残業のない会社へ転職
- 副業ブログで稼げるように努力中
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食品工場ではおばちゃんとうまく付き合うことが必要不可欠

まず大前提として、食品工場で働いていくなら彼女たちとうまく付き合っていくことは必要不可欠です。
なぜなら食品工場というのは、大勢のパートのおばちゃんたちで成り立っているといっても過言ではないからです。

私がいた食品工場は約300人程の従業員が在籍していましたが、
その7割はパートのおばちゃんでした。
そんなおばちゃん達の管理をするのが、社員の主な仕事となります。
工場としては、おばちゃんたちに「お願いして」仕事をしてもらっているといっていいでしょう。
そのためおばちゃん達と良好な関係が築けなかった場合、製造に大きな影響が出てしまうことになります。
さらに言えば、おばちゃん達とのコミュニケーション不足によりあなたの評価も落ちてしまうかもしれません。
その結果出世にも影響が出るため、給料が上がることは難しくなるのです。
なのでおばちゃん達とうまく付き合っていくことは、食品工場における最重要ミッションといって過言ではありません。
おばちゃん達と良好な関係を築けないとどうなる?


ではおばちゃん達と良好な関係を築けないと、一体どうなってしまうのか?
これは以下のような事態を引き起こします。
- 人間関係が悪くなり、ストレスが溜まる
- やる気をなくしてしまい、退職してしまって戦力が減る
- 自分の評価も下がる
人間関係が悪くなり、ストレスが溜まる
おばちゃん達からの信頼が薄いと、ストレスがどんどん溜まっていきます。
社員は製造が効率よく終わるように指示を出すことが仕事ですが、その指示が遅かったり適切でないとかなり文句を言ってきます。
ある社員さんはおばちゃんからの信頼が薄く、毎日のように陰口をたたかれていました。



一応指示は聞いていましたが、渋々といった感じなのでその態度はわかりやすかったと思います。
もちろん指示が遅くなれば、ブーイングです。
これがもし信頼関係が築けていれば、多少のことは許してくれるかもしれません。
しかし信頼関係が薄いと非難され続けることになり、こちらは謝り続けるしかなくなるのです。
こうなると毎日のようにストレスを溜め続けることになります。
やる気をなくしてしまい、戦力が減る
信頼関係が薄くおばちゃん達とコミュニケーションをとれないと、社員についてきてくれなくなります。
その結果「こんな人の元では働きたくない」となってしまい、貴重な戦力が減ってしまうのです。
食品工場は慢性的な人手不足であるため、ベテランのおばちゃんに辞められてしまうことは大きな痛手。
もしかすると社員であるあなたよりも、会社に貢献している存在かもしれません。
そうならないためにも、パートのおばちゃんは丁重に扱う必要があるのです。
自分の評価も下がる
おばちゃんからの信頼を得られないことは、評価にも影響してきます。
上記のようにおばちゃん達からの信頼が薄いと文句を言われ続けるため「ダメ社員」という印象を持たれます。
おばちゃん達もダメ社員に聞くぐらいなら、別の優秀な社員に聞くようになります。
ある社員はおばちゃん達から「ダメ社員」の認識を持たれてしまい、完全に信頼を失ってしまいました。
その結果仕事の効率も落ち、上司からの評価も散々になったため、あらゆる部署をたらいまわしにされる羽目になってしまったのです。



厄介なお荷物を押し付け合っているようで、なんだかかわいそうでした。
おばちゃんからの信頼がないと、会社での居場所もなくなってしまうのです。
食品工場のおばちゃんはクセがすごい人が多い


上記の通り、食品工場で働くならおばちゃんとの良好な関係は不可欠です。
しかしこれはそう簡単なことではありません。
なぜなら食品工場のおばちゃんは、非常に癖がすごい人が多いからです。
- 口調がきつい
- 我が強い
- 好き嫌いを態度にはっきり出す
私も食品工場にいたころ、おばちゃんに怒鳴られたことは一度や二度ではありません。
他の社員と大声の口喧嘩をしているところを見るのも、日常茶飯事です。
なぜ食品工場にはこんなに癖の強い人が集まってくるのか、理由は以下の通り。
- 常に時間に追われている
- まともな人は辞めていく
- 社員よりも仕事が出来てしまう
1つずつ見ていきましょう。
常に時間に追われている
まず理由の1つ目は、食品工場は常に時間に追われていることが挙げられます。
食品工場は出荷に間に合わせるためスピード最優先で動いており、精神的余裕が生まれません。
このような状況ではゆっくり丁寧に人を気遣っている暇は無くなります。
人にものを頼むときでも「○○してよ!」と命令口調になりますし、語気も荒くなってくるのです。
時間に余裕がないと、人を思いやる気持ちも荒んでいくのです。
まともな人は辞めていく
理由の2つ目はまともな人は辞めていくことです。
食品工場は慢性的な人手不足であるため、基本的には採用で落とされることはありません。
単純作業なので、普通の人もやばい人も誰でも採用されます。
しかしいざ入ってみると、食品工場のあまりの過酷さにまともな人ほどすぐ辞めていきます。


その結果としてクセが強く我が強いおばちゃんだけが、食品工場で生き残っていくのです。



逆に言えばそれぐらいの胆力が無いと、食品工場員は務まりません
社員より仕事ができる
理由の3つ目は社員よりも仕事ができることです。
パートのおばちゃんの中には、この道ウン十年のベテランも少なくありません。
こういった人たちの中には、もはや社員よりも仕事ができる人たちもいます。
その結果社員に対して強い口調で、堂々と意見してくる癖の強いおばちゃんもたくさん出てくるのです。
特に顕著なのは新入社員が入った時。
新入社員は当然のことながらまだ仕事が出来ません。
しかし上述の通り食品工場は時間のない職場なので、「見て覚えろ」的な教え方もされます。
新入社員もがんばって指示は出しますが、おばちゃんとしてはもっとテキパキと仕事をしてほしい。
最初は大目に見てくれるかもしれませんが、そのうち痺れを切らして怒鳴ってくるようになります。
食品工場の新人はここを愛嬌で乗り切れるかが、最初の壁になるでしょう。
おばちゃん達とうまく付き合っていく方法


それではここから食品工場のクセの強いおばちゃんたちとうまく付き合っていく方法を解説します。
- 明るくコミュニケーションをとる
- しっかりと観察する
- 仕事をしっかりこなす
- 嫌われても言うべきことはしっかりという
明るくコミュニケーションをとる
どんな仕事であれ、人をまとめる立場ならコミュニケーション力が最重要です。
なのでおばちゃん達にも明るくコミュニケーションを取るようにしましょう。
ハキハキとした挨拶はもちろん、休憩時間なら会話に参加してみるのもいいかもしれません。



おばちゃんは話したがりが多いので、聞き役に徹するのはよい手段です。
コミュニケーションをとる時も、楽しそうな表情・身振りを心掛けましょう。
「メラビアンの法則」といって、コミュニケーションは話の内容よりも表情や声のトーンの方が重要という研究結果もあります。
明るいコミュニケーションで良い人間関係を築いてください。
しっかりと観察する
おばちゃん達は製造ロボットではなく、1人1人の人間です。
なのでそれぞれよく観察して気にかけてあげて、適切な行動を取ってあげましょう。
- 困っているようなら手助けをしてあげる
- 悩みがありそうなら聞いてあげる
- おばちゃん同士で関係が悪そうなら、それにも配慮する
おばちゃん達に「ちゃんと見てくれているんだ」と思ってもらえることが重要です。
仕事をしっかりこなす
普段の仕事をしっかりとこなすことも忘れてはいけません。
仕事が出来ているならば、おばちゃんたちに多少無理を言っても受け入れてもらえます。
ある係長はかなり語気も強くおばちゃんたちにモノをいう方でした。
おばちゃん達もちょっと文句を言っていましたが、係長は仕事で有能だったため受け入れていました。



言葉遣いはむかつくけど、この人が居なくなったら仕事が進まなくて困る。
自分の仕事をしっかりこなして、安心感を与えてあげましょう。
嫌われても言うべきことはしっかりいう
働いていれば残業のお願いや他従業員からのクレームなど、おばちゃんに伝えづらいことを伝えなければならない場面もあります。
そんな時たとえ嫌われてしまうようなことでも、しっかりと伝えるのは大事なことです。
おばちゃん達と仲良くなるのは必要ですが、あくまで「社員とパート」の関係であることを忘れてはなりません。
この一線を意識しないと、おばちゃん側が持つ力が強くなってしまい言うことを聞いてくれなくなります。



あの人は強く言えば言うこと聞いてくれるから、やりたいようにやろう。
そうならないためにも、言うべきことはビシッと言うことは欠かせません。
まとめ:おばちゃんたちを上手く扱えそうにないなら別の道を考えよう


というわけでまとめです。
食品工場で働き続けるなら、おばちゃん達と良好な関係を築くのは必要不可欠です。
- 人間関係が悪くなり、ストレスが溜まる
- やる気をなくしてしまい、戦力が減る
- 自分の評価も下がる
これらを覚えておけば、おばちゃん達からの信頼も獲得でき、上司からの評価も上がって給料も増えていくでしょう。
しかし内向的であるため、これらを実行するのはとても難しいと思う方もいらっしゃると思います。
自分には向いてないと考えた方は、このまま食品工場にいても残念ながら良い未来は待っていないので、今から転職に向けて動いた方がいいでしょう。
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\転職者の8割が利用/
「もし向いてない人が食品工場を続けたら・・・」を知りたい方はこちらの記事もご参考ください。