「食品工場に入ってみたけど、思った以上にきつい。自分は向いてないんじゃないだろうか」
このように考えてはいないでしょうか。
一般的に言われている通り、食品工場はかなりきつい職場ですので、向いてない人が働き続けると体に不調をきたす可能性があります。

実際私は勤め続けて吐き気がするようになったりしました
今回の記事では食品工場はどのようにきついのか、13年勤めた私が解説します。
この記事を読めば、自分が食品工場に向いてるか向いてないかの参考になります。
食品工場を仕事に選ぶべきか否かの参考にしてみてください。
もし「自分は向いてないな」と判断したら、早めの転職準備をしておきましょう。
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- 食品工場に13年勤務
- 仕事が苦手なため怒られまくり
- 退職して、残業のない会社へ転職
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コンビニ弁当食品工場の正社員がきつい10の理由


コンビニ弁当の食品工場の正社員はかなりきつい仕事になります。
バイトやパートのように「ひたすら作業をするだけ」とはいかないからです。
コンビニ食品工場の正社員がきつい理由は以下の通り。
- コミュニケーション力が必要
- 部署同士の仲が悪い
- 製造+デスクワークで長時間残業
- シフト制の夜勤で生活リズムが狂う
- 肥満になるリスク
- 手が荒れやすくなる
- 立ち仕事で体を痛める
- 事務の人間もラインに駆り出される
- クレームがあれば回収に走らされる
- スキルが身につかず転職が厳しくなる
コミュニケーション力が必要
コンビニ食品工場の正社員にはコミュニケーション力が必須です。
なぜなら多くの人と関わりながら仕事を進めなければならないから。
まずはパートさん。この人たちのおかげで食品工場は成り立っているといっても過言ではありません。
大量にいるパートさんと適切な関係をとることがスムーズな作業の秘訣です。
他の社員とのコミュニケーションも重要。
食品工場は調理部門・ライン作業部門・生産管理部門・資材部門・出荷部門といった様々な部門に分かれています。
ラインの人間は調理部門からいつ食材が出来上がるのかを把握しなければならないし、生産管理は必要な食数を早急に他部署に伝える必要があります。
コミュニケーションを密にとらなければ、スピーディな作業ができなくなります。



ここ近年ならば技能実習生も多いので、外国人とのコミュニケーションをとる必要もあります。
「コミュ力が無いから」とコンビニ食品工場を仕事に選ぶと、痛い目に遭いますよ。
>>コミュ力がないのに正社員になった人にはこんな未来が待ってます。
部門同士の仲が悪い
コンビニ食品工場では様々な部門がありますが部門同士の仲が悪いので、コミュニケーションをとるのに苦労します。
これは人手不足や出荷時間に追われているため、工場全体に余裕がないため。



ピリピリとしたムードが常に漂っており、場合によっては空気がよどんでいるようにも感じます・・・。
閉鎖的な空間で人間関係も悪くなりやすい中、それでも正社員はコミュニケーションをとらなければならないので非常に気が滅入ります。
製造+デスクワークで長時間残業
コンビニ工場の正社員は長時間労働になりがちです。
これは製造に加え、デスクワークもこなす必要があるため。
正社員の仕事は製造だけではありません。日報の作成といったデスクワークもあります。
製造の作業中はそこに集中しなければならないため、デスクワークはどうしても製造作業終了後になります。
そうなると必然的に残業が多くなってしまうので、正社員は長時間労働になってしまうのです。
シフト制の夜勤で生活リズムが狂う
コンビニ食品工場ではシフト制で夜勤業務があるのがきついです。
なぜならそのせいで生活リズムが狂ってしまうから。
食品工場は24時間営業のため、日勤・夜勤の2交代制でシフトが変わる場合が多いです。
2交代制とは日勤と夜勤が2週間程度で入れ替わるシフトのことです。
どちらか一方だけならまだしも、体が慣れてきたころに勤務時間が変わるので生活リズムがうまく整えられなくなります。
若いうちならいいですが、そのまま年を取ってくると体に着実にダメージが溜まっていくことでしょう。
>>食品工場のシフト制・交代制は超きつい!メリット・デメリットを解説


肥満になるリスク
健康面でいえば、食品工場の正社員は肥満になるリスクが高いです。
なぜなら食品工場には「検食」というシステムがあるため。
検食とは「出来上がった製品が問題ないか」を食べて確認する業務です。
製造している商品数が多ければ、その分たくさん食べることになるので、摂取カロリーは増えていきます。
またこれは褒められたことではありませんが、社員の中には検食を昼ごはん代わりにする人もいます。



毎日コンビニ弁当を食べ続けた人の体がどうなるかは、想像できますよね。
実際筆者のいた食品工場に入社した人は、もれなくお腹がでっぷりとしていきました。
このように食品工場の正社員は太る確率が高くなるといえます。
手が荒れやすくなる
食品工場では手荒れに悩むことが多くなります。
何度も手洗いをしなければならないからです。
食品工場は衛生管理が命ですから、手洗いは徹底させられます。
手洗いは工場内に入るたびにしなければならないので、その影響でどんどん手が荒れていくのです。



ちょっとトイレに出た程度でも、一度外に出たら手洗いは必須。
また工場内ではずっとゴム手袋をつけることになるので、それでかぶれる可能性もあります。
立ち仕事で体を痛める
コンビニ食品工場では体を痛める可能性が高いです。
これは事務系以外なら基本立ち仕事であるため。
ライン作業にせよ調理にせよ、就業時間の8割くらいは立ちっぱなしでしょう。
ずっと下を向いた姿勢で立ち続けるため、体への負担は思っている以上に大きいです。



特に腰を痛めてしまう人が多いですね。
事務の人間もラインに駆り出される
では事務系の正社員は立ち仕事をしなくていいのか、と聞かれると答えはNO。
事務の正社員であってもライン作業をさせられる展開があります。
それは繁忙期や出荷が間に合わない時。
現場の人数だけでは到底間に合わないような状況になった時には、事務の人間であっても容赦なく駆り出されます。



特に繁忙期の時などは、夜の10時までラインに入らなけれならないこともありました。
事務の正社員であっても、座り仕事だけではないので注意が必要です。
クレームがあれば回収に走らされる
もしクレームがあった場合、社員はその商品の回収に走らされます。
怒られるのが分かっていて遠方まで出向かなければならないので、そりゃきついです。



筆者の上司は終業間際に片道2時間半かかる場所のクレーム処理に行かされたこともありました。
また残された方も人がいない状態で製造を続けなければならないので、作業効率が悪くなります。
クレームが起こると双方に支障が出るので、どちらの社員も辛い状況になりますね。
スキルが身につかず、転職が厳しくなる
コンビニ食品工場で正社員として働いていても、スキルアップはほぼ望めません。
食品工場の正社員は確かにきついですが、やることは基本的に調理や盛り付けです。
そこで身に着くのは工場でしか使えないスキルなので転職時にはあまり活かせません。
もしこの先AIが発達し単純作業がロボットに取って代わられたとしたら、生き残っていくのは非常に困難であると言えるでしょう。



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コンビニ食品工場の正社員に向いてる人


食品工場の正社員に向いてる人は以下のような人。
- リーダーシップのある人
- コミュニケーション能力の高い人
- メンタルの強い人
リーダーシップのある人
コンビニ食品工場の正社員ならリーダーシップは必要な要素です。
なぜならリーダーの素質が無いと、効率の良い作業が出来なくなるから。
1つのラインには10名前後のパートさんが入り、それぞれの作業をします。
そこで社員は
- 過不足のない適切な人員の配置
- パートさんがスムーズに作業できるようにするサポート
- トラブルが起こった時の対応
- 作業が遅れそうな時のヘルプの要請
を常に考えながら作業をしなければなりません。
これらが出来ない人が社員になると、製造がグダグダになってしまい大幅に作業が遅れてしまいます。



時には大声を出して指示を出す必要もあります。
ビシッと決めてくれるリーダーでないとパートさんたちもついてきてくれないので、リーダーシップはとても大事な要素なんです。
コミュニケーション能力の高い人
コンビニ食品工場であってもコミュニケーション能力は重要です。
なぜならコミュニケーションが取れないと、いざというとき困ってしまうから。
コミュニケーション不足でギスギスした状態だと、トラブルの時にうまく助けてもらえなくなります。
持ちつ持たれつの関係を築くためにも、コミュニケーションを能力があるにこしたことはありません。
その他にもパートや外国人ともコミュニケーションをとらなければ、製造の仕事は務まりません
メンタルの強い人
コンビニ食品工場の正社員を続けるなら、メンタルも強くなくてはいけません。
食品工場の上司はパワハラ気質の人が多く、怒鳴られることがよくあるためです。
コンビニ工場は大半がブラック企業であるが故、そこにいる上司たちも必然的にブラックな人になります。
ちょっとしたことで怒られるのは日常茶飯事のため、メンタルが弱いとすぐにダウンしてしまうことでしょう。



それで失踪した社員を何人も見てきました。
上司に怒鳴られても、スルーしたり言い返すぐらい出来る人が食品工場には向いているといえます。
コミュ力の低い人はコンビニ弁当食品工場の正社員に向いてない


コンビニ弁当食品工場の正社員に向いてない人は「コミュ力が低く、リーダーシップもない人」です。
食品工場の仕事というと「誰とも話さず黙々と作業をする」というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかしお伝えしてきた通り、コンビニ弁当の食品工場にはこれが全く当てはまらないんです。
なので「誰とも話さない仕事をする」という目的で正社員になった人は痛い目を見ます。
まとめ:コンビニ弁当食品工場の正社員はきついなら転職活動をはじめよう


というわけでまとめです。
- コミュニケーション力が必要
- 部署同士の仲が悪い
- 製造+デスクワークで長時間残業
- シフト制の夜勤で生活リズムが狂う
- 肥満になるリスク
- 手が荒れやすくなる
- 部署同士の仲が悪い立ち仕事で体を痛める
- 事務の人間もラインに駆り出される
- クレームがあれば回収に走らされる
- 肥満になるリスクスキルが身につかず転職が厳しくなる
食品工場の正社員がどれだけきつい職場かがお判りいただけたかと思います。
この情報を踏まえたうえで、食品工場員という仕事を選ぶかどうかを判断してください。



ちなみに私は二度とやりたくありません。
コンビニ弁当食品工場の正社員がきつくて続けられそうにないなら、転職活動を始めてみましょう。
実際に転職をしなくても「仕事を変える選択肢」を持っているだけで、心に余裕が生まれます。
リクナビNEXTへの登録は無料で出来るので、とりあえずやっておいて損はありませんよ。
仕事が本格的にきつくなってからでは、転職活動への気力も低くなってしまいます、
余力のある今のうちに登録だけでも済ませてしまいましょう。
そうすればいざ転職しようとしたときに、スムーズに転職活動を行えるようになります。




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