結論としてシフト制に向いている人は以下のような人
- あまり家族や友達と交流する必要の無い人
- 銀行や病院を気兼ねなく利用したい人
- 将来的に転職を考えている人
そうでない方は職を変えたほうが良い。
「食品工場に勤め始めたけど、シフト制の働き方が辛くなってきたな・・・。向いてないかも」
上記に感じてはいないでしょうか?
土日休みが当たり前だった人にとって、そうではないシフト制の生活はなかなか厳しいですよね。
実際シフト制の正社員の生活は、正直おススメはできません。

筆者はシフト制のコンビニ食品工場で13年勤めてきました。
シフト制社員がどのような働き方かを見てきたので、そのメリット・デメリットがよく分かります。
今回の記事ではシフト制の正社員の生活が自分にやっていけるか心配なあなたに、そのきつさ・辛さを解説していきたいと思います。
この記事を読めば自分がシフト制に向いているかどうかがわかるので、転職すべきかの判断材料にすることが出来ますよ。
マルピギア


- 食品工場に13年勤務
- 仕事が苦手なため怒られまくり
- 退職して、残業のない会社へ転職
- 副業ブログで稼げるように努力中
\食品工場のリアルな仕事情報を知りたい方必見/
シフト制とは?


シフト制とは「労働日や労働時間が固定されていない勤務形態」のことを言います。
主に24時間営業のコンビニや工場でみられる勤務形態です。
食品工場のライン作業員の正社員の場合「2交代勤務」や「3交代勤務」が取り入れられている場合が多いです。
筆者がいた食品工場では2交代勤務が採用されており、「日勤」と「夜勤」が交互にシフトに入って工場を回していました。
日勤と夜勤のメンバーが2週間ごとに交互に入れ替わる勤務形態になります。
また曜日に関しても土日固定ではなく、平日が休みになる場合が多いです。



私は夜勤業務はありませんでしたが、水曜と日曜が休日でした
このような勤務形態のシフト制にはどのような特徴があるのでしょうか?
シフト制のメリット


それではシフト制で働くことのメリット・デメリットを解説していきます。
シフト制最大のメリットは「平日に休めること」です。
平日に休みがある場合
- レジャー施設
- 公的機関
- 転職活動
の利用が非常にやりやすくなります。



これが唯一にして最大のメリットだと個人的には思っています。
1つずつ見ていきましょう。
レジャー施設
映画館や遊園地といったレジャー施設に平日いけるのは大きなメリットです。
なぜならこういったレジャー施設は休日に人でごった返すため、人混みが苦手だとかなり疲れてしまうから。
平日なら空いているので、とても快適に楽しむことが出来ます。



筆者も平日に人のいない動物園にふらっと行ってのんびりしてました。
人混みが苦手な方には、平日休みはありがたいと思います。
公的機関
役所・病院・銀行といった公的機関を利用しやすいのも、平日に休みが取れることのメリットです。
こういった場所は会社の定時の時間にはもう閉まっていますし、土日はやっていないことも多いもの。
そのため週末しか休みがない場合は、なかなか行きづらくなってしまいます。



仲の良かったパートのおばさんも、平日に銀行を利用できるのが助かるといっていました。
病院や銀行を利用する機会の多い人は、シフト制を選んでも良いかもしれません。
転職活動
個人的に一番恩恵の大きかったものが、転職活動を平日に行えたことでした。
休日が土日だけの場合、面接を受けるのにも有休をとるか、相手に無理を言って終業後や土日にやってもらわなければなりません。
しかし平日休みならそんな心配もいらなくなるのです。



筆者も平日に面接してもらったら、キャリアアドバイザーと面談をしたりと都合がつけやすく助かりました。
平日休みは在職しながらの転職活動に大いに役立ってくれましたね。
シフト制のデメリット


続いてシフト制のデメリットを解説します。主に以下の5つです。
- 大型連休は取れない
- 友人・家族と休みが合わない
- 休みの最中でも連絡が来る可能性がある
- 生活サイクルが狂うので健康に悪影響
- パート従業員の調整をしなければならない
1つずつ見ていきましょう。
大型連休は取れない
基本的にシフト制の場合、大型連休を取ることはできません。
シフト制の会社は24時間営業の場合が多いので、連休を取るのが難しいからです。
取ることが出来てもせいぜい2.3連休がいいところでしょう。



盆も正月もGWもないので、ちょっと旅行に・・・なんてことはできません。
食品工場における大型連休の扱いについては以下の記事をご参考ください。
友人・家族と休みが合わない
普通の土日休みの会社で働いている友人や、学校に通う子供たちとはなかなか遊べなくなります。
シフト制だと土日でも仕事が入る可能性がありますので、土日休みの人と合わせるのは難しくなりますね。



週末に友達とワイワイ遊びまくって楽しむぞ!



休みの日は家族サービスだ!
という方には、きついかもしれません。
休みの最中でも連絡が来る可能性がある
自分が休みの日であっても、会社から連絡が来る可能性があります。
休みの日とはいっても、休んでいるのは自分だけで会社はいつも通り動いているわけですからね。



筆者も休日に連絡がかかってきた経験が多々あります。
休日なのに「会社から連絡が来るのでは?」となかなか気が休まらないこともあり、なんだか疲れが取れた気がしませんでした。
生活サイクルが狂うので健康に悪影響
これは2交代勤務のライン作業社員たちをみて思ったことなのですが、このシフトだと生活リズムがうまく取れていないようでした。
日勤と夜勤を交互に繰り返すシフトの場合、強制的に生活サイクルを変えていかなければなりません。
若いうちならまだいいかもしれませんが、年を取るとだんだんきつくなっていくことは容易に想像できますね。



先のことを考えると、他人事ながら少し不安に思ってしまいました。
(出世すれば夜勤に入ることはなくなっていましたが)
パート従業員の調整をしなければならない
社員がシフト制の場合、当然ですがパートの従業員もシフト制です。
そしてパート従業員は休むことが良くあります。
こうなると社員は穴を埋めるため、他の休んでいる従業員に出てきてもらうようにお願いする必要があります。
お願いされる側も休みの日に出てくるのは嫌ですから、その交渉はOKしてくれる人がでるまで続きます。
嫌味を言われながら交渉することになるので、メンタルとコミュ力がない人にとっては辛い作業になるでしょう。
あなはたシフト制の仕事に向いてる?3つのチェック項目


ここまでシフト制におけるメリット・デメリットを解説しました。
ここであなたがシフト制に向いているかどうかを判断する3つのチェック項目を用意しましたので、参考にしてみてください。
項目はこちら。
- 家族や友人と休日によく予定を立てるか?
- 銀行や病院ををよく使うか?
- 将来的に転職を考えているか?
家族や友人と休日によく予定を立てるか?
シフト制だと他の会社が休日な日も仕事をすることが多いです。
なので家族や友人と予定が合いづらく、なかなか遊びに出かけることが出来なくなります。
普段から遊びに行く用事の少ない人なら、シフト制は向いているかもしれません。
銀行や病院ををよく使うか?
銀行や病院といった公的な機関は、土日が休みな場合が多いです。
平均的な平日勤務の会社の場合、
- 終業後の遅い時間でも空いている場所を探す
- 土日でもやっている場所を探す
- 有休を使う
と利用するだけでも手間がかかってしまいます。
しかしシフト制の場合は平日が休みになるので、こういった公的機関も気兼ねなく利用することが可能です。
銀行や病院をよく利用される方はシフト制の仕事もアリでしょう。
将来的に転職を考えているか?



入る前から転職のこと考えるんかいっ!
というツッコミもありそうですが、平日が休みだと転職活動は間違いなく捗ります。
入った会社が必ずしも自分に合うかは分かりませんので、一考の価値はあると思います。
まとめ:シフト制で自分の望む働き方が出来るか考えよう


というわけでまとめです。
- 平日休みなので各種施設を無理なく利用できる
- 転職活動が非常にやりやすくなる
お伝えしてきたように、シフト制にはメリット・デメリットがあります。
大事なのは、それによって自分の望む働き方が可能かどうかを考えることです。
その部分をじっくり考えて、シフト制の仕事を続けるかどうかを判断しましょう。



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