コンビニ食品工場の闇エピソード【停電した日は3つの理由で辛い】

2018年、北海道を襲った北海道胆振東部地震

最大震度7を記録したこの大地震は

北海道に大きな被害をもたらしました。

 

私が住んでいた地域は揺れによる被害はなかったものの、

北海道全域で起きた大規模停電(ブラックアウト)の被害がありました。

 

当時はコンビニの食品工場で働いていましたが、

この工場もブラックアウトの影響をもろに受けましたね。

 

停電してるなら機械が動かなくて
なにもやることないんじゃない?

 

と思われるかもしれませんが、それは間違い。

 

むしろ普段よりも気が重くなるような一日となりました。

 

今回の記事では

「食品工場が停電の被害に合うと、どんなことが起きるのか?」

を語っていきたいと思います。

 

動画版はこちら

食品工場の闇:停電の被害に合うと、社員はどうなるのか?

結論としては、出来上がった弁当をひたすら廃棄する仕事を

延々と続ける作業をしなければならなくなります。

 

地震が起きるまでは、工場では当然いつも通り弁当を作っており、

それぞれの店舗に向けて出荷されている最中です。

 

しかし、商品が並ぶ予定だったコンビニ自体も停電の被害を受けているので

店頭に商品を出すことはできません。

 

するとどうなるか?

 

店頭に並ぶ予定だった数万食に及ぶ商品が

すべて返品されて工場に戻ってくるのです。

 

そしてその大量の商品を全て廃棄する作業をしなければならないのです。

工場にあっても保存はできませんからね

停電時にはこのようなことをしたのですが、

以下の3つの理由からとてもきつい仕事でした。

・闇の中での作業
・生ぬるい室温での不快感
・やってもやっても終わらない徒労感

1つずつ見ていこうと思います。

闇の中での作業

停電中ですから、当然のことながら電機はつきません。

 

食品工場は外部からの菌や異物の混入を防ぐため、

窓のようなものは一切ないです。

 

そのため昼間であっても、工場の中に入ってしまえば

一歩先も見えないほどの真っ暗闇になります。

 

あるのはかろうじて周辺の数メートルを見渡せる程度の

非常用の電灯の明かりのみ。

 

そんな真っ暗闇の中で弁当を廃棄し続けなければならないのは

色々な意味で、かなり気の滅入る作業でした。

生ぬるい室温での不快感

作業時の工場内の環境も非常に不快なものでした。

 

具体的に言うと、停電によりエアコンも機能していないため

とても室温が生ぬるいのです。

 

普段は食品を傷めないために、工場内は低い温度が設定されていますが

それがなくなるとここまで嫌な暑さになるのかと思いましたね。

何もしていなくてもじめっとしていて汗が出てくる、

そんな環境での作業は、大変不快極まりないものでした。

 

ただ、地震が起きたのが9月だったのは不幸中の幸いだったのかもしれません。

 

残暑があるとはいえ9月、それなりに気温は下がってきています。

 

もしこれが7月、8月といった真夏の日であったら・・・

想像するだけでげんなりしてしまいますね。

やってもやっても終わらない徒労感

廃棄する食品の量があまりに多すぎて

いくらやっても全く終わりが見えない徒労感

精神的にかなりきつかったです。

 

上述した通り、数万食に及ぶ商品が

工場に戻ってきたのですが、

そこら中に所せましと並べられたうず高いコンテナの山は

見ているだけで

これを全部捨てる作業をしなければならんのか・・・
と、始まる前からうんざりしてしまうものでした。
さらに気が滅入るのがこのコンテナの山だけで終わりではないということ。
店によってはかなり遠方の方に出荷されているものもあるので
時間差で工場に到着する商品もあるのです。
ある程度商品を捨て終わってきたと思ったら
追加でまた大量に商品が到着したときには
本当にテンションが下がりましたね。
賽の河原で石を積んでいる最中に
鬼に蹴飛ばされる子供たちの気持ちを
嫌というほど味合わされました。

このように停電時の作業はとても辛い仕事になります。

 

唯一ほっとしたところといえば、

ちゃんと定時で帰れたことでしょうか?

(普段は定時でなんて帰れない職場)

 

ただ帰ったところで家も電気がつきませんから

風呂も入れないし、パソコンもできないで

非常にストレスが溜まりましたね・・・。

まとめ

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というわけで停電が起こると食品工場はどうなるか?の体験談でした。

 

まとめると

工場が停電して機械が動かなくなっても
大量の商品廃棄作業が待っているので
むしろいつもより辛い作業になる。

その作業は
 ・闇の中での作業
 ・生ぬるい室温での不快感
 ・やってもやっても終わらない徒労感
の3つの理由で、とてもきつい仕事である
ということになります。
地震という回避のできない、仕方ない現象であるとはいえ
あれだけ精神が参る作業だけの一日は本当に勘弁ですね・・・。

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詳しくは以下のまとめで。

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